股関節の筋疲労は危険?!
疲れると厄介な箇所をご紹介しました。
今回はその中の股関節についてお話しします。

股関節のメカニズム
股関節は肩関節の次に可動域が広い箇所で
かつ、上半身の重みと下半身の突き上げがぶつかる箇所で
負担が大きくかかります。
しかし関節そのものは浅く不安定です。
さらに歩く、走る、跳ぶ、踏ん張るなど運動やスポーツや生活をする上で
さらに大きな力を発揮させ負担をかける箇所です。
それを難なく可能にしているのが筋肉です。
2つの重要な筋肉
私が健やかに生活することにおいて
重要だと考えている筋肉がこの股関節に2つあります。
それが中殿筋と腸腰筋です。
中殿筋は片足で立つときにバランスを取って支えている筋肉で
お尻の上部外側についています。

この筋肉がしっかりしていることで
反対の足が自由に動かすことができます。
自由自在に動かせるので生活の質や仕事の生産性が向上します。
逆にここがしっかりしていないと、
反対の足が上がらず、段差のないところやちょっとした段差で
つまづいてしまいます。
段差のないところでのつまづきは危険な前兆です。
そしてもう一つ腸腰筋は膝や太ももを持ち上げる筋肉で
この筋肉を素早く動かすことで
速く走ったり、強く蹴ったりすることができます。

黒人選手はこの筋肉がアジア人と比べ、
2倍以上大きいともいわれており、
なので、短距離が早く走れるともいわれています。
股関節の筋疲労
この中殿筋と腸腰筋の2つの筋肉が疲れてしまうと
上手く歩けなかったり、つまづいたり、うまくバランスが取れなかったりするので
転倒や関節の不具合で生活の質が落ちてしまいます。
生活の質が落ちるだけではなく
最悪、膝や腰の障害を引き起こしてしまうので
ストレッチやセルフケアで柔らかくすること
トレーニングで強化することをおススメします!
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